栗田の野うさぎ

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記憶をひもといて:石焼きイモ

店内で知人と立ち話をしている真横に来て「買ってくれ」と、イゾポール(発泡スチロール)の箱に入ったイモを突き出した。「石焼きイモ」だと言う。
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記憶をひもといて:マナ板

毎日使うマナ板の中央部がへこんで来だした。そろそろ新しいのと交代の時期。然し作るのに適した材質の板がなかった。ブラジルのテレビ・ドラマを観ていると、時々マナ板無しで調理するシーンが出て来るが、日本人にはマナ板無しに料理を作ることはとても真似...
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記憶をひもといて:「ちりとてちん」がやって来た

輸入日本商品の揺藍期。これに呼応して、国産の新商品も次々と登場した。或る日、「買って欲しい」と持参された寿し桶。炊き上がった御飯を酢と合わせる時、欠かせない物。「普通は円型でしょう」との問いに、「俺の技術はまだそこまで行かないのよ」出された...
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記憶をひもといて:「ナスビ」と「諺」

台所に立って、ナスビで何か一品をと考えると、ある諺が頭を過ぎる。「ナスビの花と親の小言」いや「親が先でナスビが後か」前後が定かでなく、それに諺としても断片的で完全ではない。「えーと、今日は焼ナスで行くか」その内に諺の方は忘れてしまう。或る時...
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記憶をひもといて:ゲート・ボール

早朝からボールと戯れる一団がある。ときには上から下まで、ピシリと白の制服で固め、白い手袋まではめている人もみかけられる。そう、ゲート・ボール愛好家の一団である。
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記憶をひもといて:足巻き

娘に付き添われ、家内が病院から退院して来た。脚の大腿まで巻き揚げられた包帯が物々しく、助けが無ければ独りでは歩けないと言う。手術に行く前とは雲行きが違い、何か言葉つきも弱々しい。
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記憶をひもといて:落し物

本人も知らない間に、ポケットからこぼれ落ちた百レアルのお札。拾って警備員に手渡す少年の姿。後日テレビで映像を見て気づき、無事本人に戻った。近頃では珍しく明るいニュースでした。
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記憶をひもといて:はじめに

野うさぎの義兄(鎌谷昭)は、南米:ブラジルに永住しているのですが、ある時ブラジルで開催された熟年大学で、「子供達に、何か書いたものを残すべきです」との話に、成程と思い、「成人した子供達に説教めいたものを残しても始まらない。肩の凝らない、出来...
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このカテゴリーは、メンバー:栗田の野うさぎの雑記帳です。 取りとめの無い内容となりますが、興味がありましたら、ご笑覧下さい。 では、よろしくお願いいたします。